はじめに
ゴルフを始めたばかりの人にとって、「ダブルボギー」という言葉はあまり馴染みがないかもしれません。でも、スコアをつけるようになると「またダブルボギーか……」と落ち込むことも。そこで今回は、ゴルフ初心者向けにダブルボギーの基本や克服法を分かりやすく解説していきます。
ダブルボギーとは?ゴルフスコアの基本
ダブルボギーの意味
ゴルフのスコアには、ボギーやバーディー、イーグルなどさまざまな呼び方があります。その中でも「ダブルボギー(Double Bogey)」とは、基準打数(パー)より 2打多く打ってしまったスコア のことを指します。
例えば、
- パー4のホールで6打 → ダブルボギー
- パー5のホールで7打 → ダブルボギー
といった感じですね。
ゴルフのスコア用語一覧
スコア | 意味 | 例(パー4の場合) |
---|---|---|
アルバトロス | パーより3打少ない | 1打(ホールインワン) |
イーグル | パーより2打少ない | 2打 |
バーディー | パーより1打少ない | 3打 |
パー | ちょうど基準打数 | 4打 |
ボギー | パーより1打多い | 5打 |
ダブルボギー | パーより2打多い | 6打 |
トリプルボギー | パーより3打多い | 7打 |
初心者のうちは、ダブルボギーやトリプルボギーが頻発するのが普通です。気にせず、まずは「ボギーで回ること」を目標にしましょう!
ダブルボギーで全ホール回った場合のスコア
ゴルフの一般的なコースは 18ホール・パー72 で設定されています。つまり、各ホールでダブルボギーを取ると、
- (パー + 2) × 18ホール = 72 + 36 = 108
となり、スコアは 108 になります。初心者がまず目指すべき「スコア100切り」にかなり近づいているので、ダブルボギーペースを維持するだけでも十分な成長と言えます!
初心者がダブルボギーを連発する理由
1. ティーショットのミス
ゴルフ初心者がダブルボギーになる原因の一つが ティーショットのミス です。ドライバーが真っ直ぐ飛ばなかったり、力みすぎてOBになったりすると、2打目以降が難しくなります。
2. アプローチの苦手意識
グリーン周りのショット(アプローチ)が苦手な初心者は多いです。トップしてグリーンをオーバーしたり、ダフって全然飛ばなかったりしてしまうと、打数がかさんでダブルボギーに。
3. パターの精度が低い
せっかくグリーンに乗せても、パターが入らないとスコアは伸びません。初心者のうちは3パット、4パットが当たり前。パター数が増えれば、ダブルボギー以上のスコアになってしまいます。
ダブルボギーを減らすための3つのポイント
1. ティーショットは「ミスしない」ことを最優先
飛距離よりも 方向性 を重視しましょう。無理に遠くへ飛ばそうとせず、フェアウェイに残すことを第一に考えてください。
おすすめのティーショット戦略
- ドライバーが苦手ならフェアウェイウッドやユーティリティを使う
- 力まないスイングを心がける
- 目標をしっかり決めてアドレスする
2. アプローチの成功率を上げる
グリーン周りでのミスを減らせば、大崩れを防げます。特に「転がすアプローチ」を覚えると、安定したスコアメイクが可能に。
アプローチのコツ
- サンドウェッジではなくピッチングウェッジや9番アイアンで転がす
- 無理にピンを狙わず、グリーン中央を狙う
- コンパクトなスイングを意識する
3. パターを安定させる
3パットを減らすだけで、スコアが大きく変わります。特に ファーストパットの距離感 を大切にしましょう。
パターの基本
- 長いパットは「入れる」より「寄せる」意識
- ショートパットはしっかり打つ
- 練習グリーンで距離感をつかむ
まとめ:ダブルボギーを卒業してスコアアップを目指そう!
ダブルボギーは初心者にとって当たり前のスコアですが、正しい対策をすれば確実に減らせます。
ダブルボギーを減らす3つのポイント
- ティーショットは方向性を重視
- アプローチは「転がす」ことを意識
- パターの距離感を大事にする
また、ダブルボギーで全ホール回った場合のスコアは 108 です。まずはダブルボギーペースを安定させ、それからボギーを目指してスコアを縮めていきましょう!