はじめに
ゴルフを始めたばかりの方にとって、アプローチショットはスコアを左右する重要な技術のひとつです。しかし、「シャンクが出てしまい、思うように寄せられない……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
シャンクは、ボールが思いもよらない方向に飛んでしまうミスショットで、特にアプローチ時に発生しやすいものです。本記事では、アプローチでシャンクが起こる原因と、その克服法について初心者向けに詳しく解説します。
【目次】
- アプローチ時のシャンクとは?
- アプローチでシャンクが起こる原因
- シャンクを防ぐための練習法
- シャンクが出たときの応急処置
- まとめ
1. アプローチ時のシャンクとは?


皆さんは、アプローチのときにボールが右に飛ぶ現象が起きたことはありますか??
アプローチでシャンクしてしまう原因はいくつかありますが、まずはシャンクについて知識を深めていきましょう!
シャンクとは何か?
シャンクとは、クラブのネック部分(クラブヘッドとシャフトの接合部分)にボールが当たってしまい、意図しない方向へ飛んでしまう現象を指します。
アプローチでは特にシャンクが発生しやすく、
- ボールが極端に右へ飛ぶ
- グリーンを大きく外れる
- 予想もしない方向へ転がる
といったミスにつながることがあります。
シャンクが怖い理由
シャンクが出ると「次も出るかもしれない……」と不安になり、スイングがぎこちなくなります。結果として、余計にミスを誘発してしまうのです。シャンクを克服するには、まず原因を知ることが大切です。
2. アプローチでシャンクが起こる原因


最近アプローチでシャンクが出るようになったのよね…

グリーン近くまで来ておいて、もったいないよね!!
アプローチでシャンクしてしまう原因を見ていこうか!!
1. グリップが緩んでいる
アプローチでは「優しく打とう」と考えすぎるあまり、グリップが緩みやすくなります。これにより、インパクト時にクラブがブレて、ネック部分にボールが当たってしまうのです。
2. アドレスの位置がズレている
ボールの位置が体の中心寄りになりすぎると、インパクト時にクラブのネック部分がボールに当たりやすくなります。ボールの位置は、スタンスの中央よりやや左足寄りに置くのが理想的です。
3. 体が突っ込んでしまう
スイング中に上半身が前方へ突っ込むと、クラブの軌道が変わり、ネック部分がボールに当たりやすくなります。これは「シャンク病」とも呼ばれる現象で、焦って打つときに特に起こりやすいです。
4. 手首の使い方が不適切
アプローチでは、手首をこねるような動きが入るとシャンクの原因になります。特にインパクト時に手元が前に出すぎると、フェースが開いてシャンクしやすくなります。
3. シャンクを防ぐための練習法


次はアプローチシャンクをなくす練習方法をご紹介!!
是非参考にしてみて下さい!!
1. 正しいグリップを確認する
- 両手の力を均等にし、リラックスしたグリップを意識する。
- グリップが緩みすぎないよう、適度な力を維持する。
2. 正しいアドレスを取る
- ボールはスタンスの中央よりやや左足寄りに置く。
- クラブのフェースをスクエアにセットする。
- 重心を少し左足に寄せ、安定した構えを作る。
3. 体の動きを安定させる
- 上半身が前に突っ込まないよう、下半身をしっかり固定する。
- コンパクトなスイングを意識し、大きく振りすぎない。
4. シャンクを防ぐためのドリル
【ドリル1】ボール2個置きドリル
- ボールを通常の位置にセットする。
- その外側にもう1つボールを置く。
- 内側のボールだけを打つ意識でスイングする。
→ クラブの軌道を改善し、シャンクを防ぐ効果があります。
【ドリル2】ティーアップ練習
- ボールをティーに乗せる(低め)。
- ティーを打たないように意識してスイングする。
→ クラブの軌道を安定させ、正しい打点を身につけるのに役立ちます。
4. シャンクが出たときの応急処置


ラウンドでアプローチシャンクが止まらなくなったときの対処法も書いておくね!!
是非次のラウンドで活かしてみよう!!
1. グリップを再確認する
焦って力が入りすぎていないか、または緩みすぎていないかを確認しましょう。
2. スタンスを少し狭くする
スタンスが広すぎると体がブレやすくなるため、足幅を少し狭めることで安定したスイングができます。
3. 手首の動きをチェックする
手首を使いすぎていないか、または固定しすぎていないかを確認し、適度なリラックス状態を保ちましょう。
4. 一度小さくスイングする
シャンクが続く場合は、大きなスイングをするのではなく、短い距離のアプローチからやり直して感覚を取り戻しましょう。
5. まとめ

アプローチ時のシャンクは、多くのゴルファーが経験するミスですが、正しい原因分析と練習で克服できます。
- グリップを適切に握る
- 正しいアドレスを取る
- 体の動きを安定させる
- シャンクを防ぐドリルを実践する
このようなポイントを意識すれば、シャンクを防ぎ、安定したアプローチショットが打てるようになります。ぜひ、今回紹介した方法を試してみてください!